パパが育児や家事をしない…。育児に関わるようになる方法とは?
今日は、
「パパがなかなか子育てに関わってくれない…」
「パパに子育てや家事の悩みを聞いてほしいけど、聞いてもらえない…」
「ワンオペ育児状態がつらい…」
というように、
日々葛藤していて、
いらっしゃるママさんたちへの、
メッセージです。
結論からお話しますと、
解決策としては、
パパに、「文字」で気持ちを伝える。
ということです。
たとえば、
「パパが浮気をしているかも」
「パパがギャンブルにはまって、家族のことは放置されている」
「パパが働かず、フラフラしている」
というよな、
泥沼化してしまった状態になっていたとしても、
有効なアプローチだと考えています。
では、具体的に
これからどのような言葉、内容を、
伝えていったらよいのか、
それは、
①お子さんをどのように育てていきたいのか、どんな子に育ってほしいのか、ママの方針を綴る
②子育てや家事がつらい、といった、今の素直な気持ちを綴る。
③パパは、ママにとって「心」の支えであるということを伝える。
④「あなたのせいで毎日がつらい」などというように、感情的な言葉は控えること
あと、注意してほしいのは、
「◯◯してほしい」というような、
要望をつづるのは、
パパの心がママに向いた時の段階で伝えることをオススメします。
まずは、
パパの気持ちを、
ママや家庭に向けてもらう、
というステップが大事です。
オススメは、
メールやラインなどではなく、
便箋などで、
手書きで、
手紙を書くことです。
ここでひとつ、
考えてみてほしいことがあります。
パパの行動が変わっていったときの、
環境のこと。
ここでは、
結婚、出産、子育て、といった、
「家庭環境」の変化にフォーカスして、
お話しますね。
パパの、
家庭に対する意識や、
行動に変化が現れた、
ということの原因は、
大きく2つです。
①「極端」な安心感
②「極端」な疎外感
この2つのいずれかを、
まさに「極端」に、
心の中で感じ取っていることによって、
行動が少しづつ変化していくんです。
「極端」
というのが、ポイントです。
①の場合は、
ママであるあなたが、
本当に、頑張りすぎてる状況が、
影響している場合があるんです。
人って、
自分に対してとっても尽くしてくれたり、
先回りして助けてくれるような、
一生懸命頑張ってくれる相手といつも一緒いると、
極端な安心感につつまれて、
目の前の課題や困難を、
その相手に預けてしまうんです。
もしかしたら、
頑張り屋さんのあなたなら、
パパはいつも仕事で遅くて疲れてるから、
自宅ではゆっくりしてもらえるように、
一生懸命ご飯をつくって、
一生懸命家事をして、
快適な家庭生活を維持なきゃって、
行動していることかと思います。
あなたが完璧であればあるほど、
それが、パパにとっては
「当たり前のこと」
となっちゃうんです。
それは、「極端」な安心感を
自然と与えてしまっているんです。
極端に安心感を抱くことで、
「家庭生活において、俺は失敗しない」
という気持ちと、
「家庭の問題の当事者はママであって、パパはあくまで支援者」
というように、
無意識のうちに、第三者的な思考が
頭の中に働きます。
失敗しない、と思うのは、
家庭の中でおきてる課題を、
ママであるあなたが、
全部補って、解決に向けて努力してくれているから。
「俺は当事者でない」
って、
無意識のうちに、頭の中で考えしまうんです。
次は、
②の疎外感。
これも、「極端」な、
疎外感です。
男性は、
「頼りにされているな」と、
感じられる部分がなくなっちゃうと、
俺は必要ないんだ…って、
無意識のうちに感じちゃうことが多いんです。
例えば、
子どもへのご飯の与え方とか、
洗濯物の干し方とか、
掃除の仕方とか、
パパが、家庭生活の中で行う、
子育てや家事といったジャンルの中で、
その行動ひとつひとつ、すべてに
「ダメ出し」がはいってしまうと、
くじけちゃうんです。
あるいは、
「俺を認めてくれる別の対象」を、
一生懸命さがそうとして、
家庭生活から離脱しまうんです。
よく、
ママの尻に敷かれて、
日々ママの指導の中で、
あたふたしながらも、一生懸命、
家庭に関わろうとするパパもいらっしゃいますよね。
これは、
性格が優しい、だとか、
気が弱い、だとか、
素直、だとか、っていうことじゃないんですよね。
はたからみれば、
ママに強く言われているように見えるパパでも、
家庭の中のどこかしらで、
頼りにされている部分があるから、
「パパすごい!」って言われる場面があるから、
家庭生活に対して、「極端」に疎外感を感じるに至ってないんです。
少し話がそれちゃいましたね。
①「極端」な安心感
②「極端」な疎外感
が、
パパの家庭離れを生み出している理由だと、
お話してました。
大変なのは、①のケースで悩んでいるママのパターンです。
あなたは、
パパのために、家庭のために頑張っていた結果が、
悪い方向にむいちゃってるのですから。
人は鏡といいますが、
良いことをすれば、
悪いことが返ってくるというような、
現象が起こっているのです。
①の「極端」な安心感
が生じている場合、
対面形式の話し合いだけでは、
パパの家庭離れは、
解決しないケースが多いです。
ママの気持ちを伝えるとき、
パパの目の前にママがいないことで、
手紙の文字に込められているママの思いを、
パパなりに、想像を働かせながら、
じっくり読み進めることができます。
自身の行動を振り返りながら。
ぜひ、
ママの気持ちを文字に起こして、
パパに送ってください。
対面でない対話として、
物理的な距離をおくことで、
人は、一時期冷静な状態になります。
仕事でも似たようなことがいえますね。
行き詰まると、仕事と距離をとってみる。
すると、
これまで気づかなかったポイントに気付けたり、
視野が少し広がったり。
パパも、
そのような状態に身を置いた上で、
改めて、ママのメッセージにふれると、
頭ではなく、
心で、そのメッセージを受け取ることのできり体制が作られていくと思うんです。
最後に、
これだけは注意してほしいことを伝えますね。
「ほんとは◯◯してほしい」というような、
要望的なメッセージは、
控えましょう。
伝えたくなる気持ちは、よくわかります。
でも、
パパにとっては、
そのような内容が入っていると、
押し付け、のように感じちゃうことがあるんです。
大切なのは、
ママのつらさ、
今のママの寂しさを、
丁寧に伝えること。
具体的に、文字におこして、
パパに読んでもらってください。
そこで気づくと思います。
こんなにも、
ママをひとりぼっちにしちゃってたんだな、って。
お子さんが眠ったあとにでも、
ノートやスマホに、
今のママの素直な気持ちをつづっておいてください。
その気持ちを大事に、
記録しておいてください。
より、具体的に、
どのように伝えたらいいのかわからないって方は、
遠慮なく、コメントください^ ^
内容を一緒に考えますよ。
この記事が、
頑張るママの、力になれれば、
とても嬉しいです。