【パパの子育て】心得ておくべき、一番大切な事とは?
こんばんは。
tomasomore(トマソモア)です。
育児や家事、うまくいかないことが多いと、
本やテレビ、友人のパパやママ、
両親などに、
アドバイスを求めることも多いですよね。
子どもが、
なかなかご飯食べてくれない場合とか、
お風呂入ってくれない、
ママへの後追いが激しくて家事ができない…
とか…。
そんなとき、
私が気づいたこと。
それは、
親としてのスキルアップなんかより、
親としての悩みや苦しみを、
誰かに「共感」してもらうことが、
何より大事だなあと、
思います。
私も、
仕事、育児、家事がバタバタすぎて、
心身ともに疲弊したとき、
なかなか相談することができずにいました。
妻も、
戦友として日々戦っていますので、
お互いに疲れきって、
互いを癒すことも、
ままならない、って日々が長く続く感じです。
友人や両親に、
育児や仕事について相談したところ、
「仕事は、みんな大変。その失敗を次に生かすんだよ」
「子どもと、こう関わってみたら?こうやってみたら?ああやってみたら?」
と、親身に、
改善策について、相談にのってくれます。
でも、
「次に進むための体力、気力がないほどに疲弊している」
というのが、私の本音でした。
たくさんの本やアドバイスをきいて、
考え方や方法、手段をたくさん聞いたり目にしたりしてきましたが、
「ごめんなさい。今の僕には、それにチャレンジする気力がないんだ…」
と、よけいに、
弱い自分、情けない自分を責めてしまいました。
自分を許せない、
真面目で一生懸命な人ほど、
アドバイスを多くもらうたびに、
またやらなければいけないことが増えたような錯覚がおきて、
余計に苦しくなると思うんです。
だから、
「共感する」「共感してもらう」ってことは、
とっても大事だなあと思うんです。
苦しさ、
大変さ、
悔しさ、
情けなさ、
今、自分はとても辛いんだ、ってことを、
頑張ってるんだってことを、
客観的に、
他者に認めてもらうことが、
自己受容への一歩となります。
私と同じように、
苦しい日々が続いているパパ、ママへ。
今の環境はとても苦しいね。頑張りすぎだよ…。とてもとても、辛いね。
私は、その辛さが、手に取るようにわかるよ。
と、話してあげたいです。
仕事、育児、家事、
この板挟みにあってる中で、
辛い、苦しいと疲弊してしまっている声があれば、
私も、その苦しみはわかります。
暗闇の中を、灯なしで歩かされているような、
不安で不安で、
逃げ出したくても逃げ出せなくて、
環境や境遇、
働き方や子どもの数が違っても、
このような状態にしてあるのは、
とても苦しいことです。
この、
自身のために「共感を得る」
ことを実現するために、
もしこの記事を読んでくれているパパがいれば、
ひとつだけ、行動してほしいことがあります。
それは、
「私は日々頑張っている。恥じることも、人からとやかく言われる筋合いはない。堂々としてていいんだ。」
と、
失敗したとき、何かがうまくいかなかったとき、
心の中で、
こう呟いてほしいです。
あるいは、
周りに相談できる方がいるならば、
「今辛くて苦しいんだ。暗闇の中でひとりぼっちでいるような気分だ。変えていかないといけないことは山ほどあるけど、今は誰かに、この苦しみに共感してほしい、わかってもらうことが、今一番私が求めていることなんだ。」
と。
自分から、
自分の気持ちに「共感してね?」と言うのは、
なんだか、やらせっぽくて、
仮に共感してもらうような言葉をかけられても、
「私が共感してって言ったから、この人は共感しているようにしてくれてるだな」
というような、気持ちになるかもしれない。
でも違うんです。
人って、
他人の心の中まで、
透視して覗き込むことはできません。
全てを理解するのも難しいから、
だから、
あらかじめ、
私の話を、受け止めてほしい、
あなたは頑張ってるんだよって、
言ってほしいと、
相手の方に「認識」してもらうことも、
大事なんじゃないかと思うんです。
この話をした直後は、
たしかに、
先程書いたように、
「私が言ったから…私が共感を求めたからでしょ?」
と、
ぎこちない感じが残るかもしれません。
でも、
次回以降、相談をするとき、
相手の方は、
あなたの心が何を一番求めているのか、
あなたにどんな言葉をかけてあげたらいいのか、
一歩立ち止まって、考えてくれると思うんです。
共感してもらうって、
本当に難しいけど、
とても大事なんです。
これは子育てにおいても、
とっても大事なことだと思うんです。
子どもの気持ちにとことん共感してあげる。
おもちゃをポイって投げちゃったとき、
コップに入ってるお茶を撒き散らしてしまったとき、
パパやママを「パチっ!」って叩いてしまったとき、
その行為に対して、アドバイスをして行く前に、
「どうしたの?なんで、そうしちゃったの?」
「そうかあ。怒ってたんだね。面白くなかったんだね。嫌だったんだね。」
って、
自分のモヤモヤをちゃんと聞いてくれるパパやママなら、
これから受けるであろう、
「おもちゃは大事にしようね。壊れちゃったら遊べなくなるから」
「おもちゃは大事にする」という、
アドバイスを、しっかり聞いてくれると思うんです。
大人も同じだと思うんです。
気持ちを理解されないまま、
暗闇を奔走しているなか、
新しい取り組みを取り入れようなんて、
そんな余力は、
なかなかもてないです。
この記事を読んでくれているパパに対して、
少なからず、私は、
とっても苦しいよね、
真っ暗だよね、
辛くて、張り詰めすぎて、
どうしようもないよね…。
って、声をかけてあげたくて仕方がないです。
堂々としてください。
あなたは、とても立派なパパであり、
とても立派な夫であり、
社会で闘う一生懸命な人です。
一生懸命なパパさん、ママさん、
今日もお疲れ様でした。